悪党たちは千里を走る

貫井徳郎「悪党たちは千里を走る」を読んだ。

ある詐欺師のコンビが、
同じ詐欺師の女と知り合う。
誘拐を企てるが、
さらに悪質な誘拐犯と対決するという話。
発想や展開が面白い。
誘拐される子供がこましゃくれているのと、
真犯人を除く小悪党達が基本的にはいい人なのが、
さらに面白い。
一気に読めて面白く痛快な小説。