蚊を呑む

今朝は蒸し暑かった。
そんな中で走っていると、
汗が噴き出すようである。
折り返し地点を超え、
家に帰りつくまでの3分の2の距離まで来たとき、
突然口に中に何かが入ってきた。
規則的でありながらも荒い呼吸だったため、
ついタイミングが合わずに呑み込んでしまった。
蠅ならばおそらくすぐ吐き出せただろうが、
たぶん蚊だろうと思える小さなものだったのだ。
吐き出そうとしたが、
もう間に合わない。
帰り道に、
何かへんな菌を持っている蚊だったらどうしよう、
と不安になったが仕方がない。
滅多にないことではあるが、
偶ににこういうことがある。