こっちへお入り

生徒さんからお借りした本、
平安寿子「こっちへお入り」を読んだ。

こっちへお入り (祥伝社文庫)

こっちへお入り (祥伝社文庫)

主人公の30代OLが、
落語を趣味で練習する友人の影響で、
自分も落語の練習を始める。
誰もが出会う日常の様々な問題を、
落語を通じて解消し、
人生を学んでいくというようなストーリーである。
とても読みやすくて面白い。
少し前にこのブログで、
私の元同僚の女性が落語を学んでいると書いた。
http://d.hatena.ne.jp/tanglou/20130917
まさにそれと同様の話だったので、
ことさら興味深く読むことが出来た。
これを読んでいると、
無性に落語が見たくなるし、
同じ演題でも落語家によって、
解釈や演じ方が異なり、
聞き比べをする楽しさを知ることが出来る。