不安感

昨晩、仕事を終えて帰宅すると、
家内が仕事をしていて、
向かいで長男が勉強をしていた。
何となく雰囲気が沈んでいるので聞いてみると、
前回の期末試験の結果が思わしくなかった長男が、
勉強や受験のことで悩んで家内に話していたらしい。
突き詰めると、
自分の能力や受験に対する不安感があり、
勉強が手につかないという話だった。
しっかり論理的に思考して、
打つべき手がある事についてはそれを探るべきだが、
話の内容は感情に基づく堂々巡りのものだった。
それは思考ではなく、心の中のおしゃべりであるから、
湧いてくる思いをシャットアウトして、
ただ淡々とやるべきことをやればよい、
というアドバイスをして一応決着した。
自分の中3の頃はどうだったかあまり思い出せないが、
もっとのほほんとしていたように思う。
ただこれを機会に長男が、
私のアドバイスしたやり方をマスターして、
今後の人生に役立ててくれればよいと思う。