3匹のおっさん

家内が図書館で借りてきた本を読んだ。
「3匹のおっさん」である。

三匹のおっさん

三匹のおっさん

基本的に、
私は家内が借りてくる本すべてを読むわけではない。
しかし、この本は読みやすそうでかつ面白そうだったので、
読むことにしたのだ。
60を越えた幼なじみの老人3人が、
剣道、柔道、機械とそれぞれの得意分野を生かして、
町内の問題や事件を解決していくという話である。
いかにも現代身近で起こりそうな事件をうまく解決するので、
読んでいて痛快である。
本当に町内にいてくれたら助かるのに、と思える。
息子夫婦の甘えぶりや孫の恋愛なども、
それなりにリアルで面白い。
そういえば、私がまだかなり小さかった頃、
親たちが「3匹の侍」という時代劇を見ていた。
私自身はかろうじてそういうドラマを見た記憶があるが、
この題名はそれを意識しているのだろうか。
三匹の侍 [DVD]

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しかし、現代の60代はまだ若いので、
「おじいさん」と呼ばれるのをよしとせず、
「おっさん」と呼ばせるというのは、
まもなく50になろうとする私にとっては、
少し身近に感じられる話ではあった。