昨日の今日なので、
移動で歩いているときなど、
ふとアルバイト時代の社長の事を思い出す。
やはり気が滅入ってしまう。
仕事に入ると、一切忘れて集中するので気は紛れる。
移動の電車の中などは、寝てしまうか、
あるいは本を読む。
本はじっくり内容を咀嚼するようなものより、
どんどん次が読みたくなるようなストーリー物がよい。
というわけで、最近読んでいる本が結構役に立つ。
高杉良という人の企業小説である。
これまで私はあまりこういう系統の小説は読まなかった。
ところが、突然家内が読み始めたのである。
家内はどんどんはまっていき、
私にも勧めるようになったので、
何となく私も読み始めたのである。
最初に「金融腐食列島」、
- 作者: 高杉良
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1997/12/25
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
- 作者: 高杉良
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/05
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
後者は電器メーカー社長の後継者の話である。
いずれも私にはあまり馴染みがないせいで新鮮だし、
小説だからわかりやすく臨場感もある。
どんどん読んでしまう話の流れに、
今の精神状態を助けられている気がする。