竹内阿明さんのこと(3)

竹内さんの観相について知った教室の生徒さんから、
詳しく知りたいと希望があったので、一日講座を行ったことがある。
その模様については、私の中国語教室のHPに紹介している。
http://www.osakachubun.com/takeuchikansou.html
一日講座修了後、
何人かの生徒さんから、ぜひ見てほしいと要望があったので、
3人の方の相を、竹内さんに見てもらうことにした。
それは興味深い内容だった。
まず部屋は明るすぎては見えない。
竹内さんは対象の人の顔から約20センチほどの近さで相を見る。
かなり近くて緊張する。
3人のうち最初の人は、額にたくさんの人の顔が出ていた。
その顔の人達は協力的な人たちだということだった。
2番目の人は、ひとつの強烈にはっきりした顔が出ていた。
その顔の人は、その2番目の生徒さんに対して、
強い反感を持っているという。
3番目の人に対して、竹内さんは最初、
「見えない、見えない」と言っていたが、
後に親族と思われる人の顔が出てきたという。
竹内さんは、もちろん私の生徒さんとは初対面で、
どんな人たちであるかは知らない。
しかし、私は勿論知っている。
最初の生徒さんは、バリバリのキャリアウーマンで、
職場で意義ある仕事をしっかりやっていた。
2番目の生徒さんは、薬剤師さんで、
職場の人間関係で悩んでいるとの話を聞いていた。
3番目の生徒さんは、さっぱりした天真爛漫な人で、
あまり思い悩むタイプの人ではなかった。
見事に竹内さんの観相と一致していたので、
そばにいた私は興味深かった。