竹内阿明さんのこと(2)

竹内さんは僧侶であるけれども、鍼灸師でもある。
さらに彼がおそらく最も力を入れて追求しているのは、観相である。
観相とは簡単に言えば、人相見である。
この方面で、様々な師について学んだが、
大きな影響を受けたのは曲全坊という先生である。
この先生の伝えるものは「気血相法」といって、
顔の骨格を見るのとは異なる。
竹内さんは先生のおられる三重へ出かけ、
曲全坊先生に「ここにこんな顔が見える」と額に印をつけてもらう。
その後、帰宅して鏡で自分の顔をひたすら見る。
こうした修行を続けて数ヶ月すると、
本当に額にそんな顔が見えてくるのだという。
そして、その顔がどちらの方向を向いているかなどの要素によって、
その人に関するいろいろなことがわかるのだそうだ。
明日は、竹内さんに観相をしてもらったときのことを書こうと思う。