馬賊に関する本

最近、「中原の虹」を読んでいる。
やはり生徒さんが中国語教室に寄贈してくださったものだ。

中原の虹(全4巻セット)

中原の虹(全4巻セット)

まだ読み始めたばかりなので何とも言えないが、
このシリーズの前作とも言うべき「蒼穹の昴」と同じく、
第1巻からぐいぐい引っ張られる勢いは素晴らしい。
蒼穹の昴(1) (講談社文庫)

蒼穹の昴(1) (講談社文庫)

現時点で、張作霖のことがかなり出てくるが、
いわゆる馬賊上がりの軍閥である。
馬賊のことは以前興味があったので、
いろいろ本を読んだことがある。
中国広州に留学したとき、
同室になった人が「馬賊戦記」という本を持っていて、
読ませてもらった。
実はこの本は以前からその存在は知っていたのだが、
当時は絶版で読めなかったのだ。
ところが偶然彼が持っていたので、読むことが出来た。
この本は、日本人馬賊王である小日向白朗の伝記である。
馬賊戦記〈上〉―小日向白朗 蘇るヒーロー

馬賊戦記〈上〉―小日向白朗 蘇るヒーロー

いわゆる馬賊に関する本の中で最も面白く読んだ。
今日のこの文を書くために、amazonで調べると、
販売されているのを知って驚き、またうれしくなった。