金曜クラスの授業で年末から流行っている本がある。
一人の生徒さんが読んで面白かったから、と教室に寄贈してくれたのだ。
中華圏で昔から絶大な人気のある作家、金庸の武侠小説である。
文庫本になったものを最初に持ってきてくれたのが「笑傲江湖」だった。
秘曲 笑傲江湖〈1〉殺戮の序曲 金庸武侠小説集 (徳間文庫)
- 作者: 金庸,岡崎由美,小島瑞紀
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: 文庫
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今回初めて読んでみて、はまってしまった!
金曜クラスの他の生徒さんも同様だ。とにかく読み始めると続きが気になるのだ。
うちの教室には、中国関係の本が借りられる本棚があって、
そこに金庸シリーズを置いて借りられるようにしている。
生徒さんは週に一回教室に来るわけだから、
1巻だけ借りて帰ると次週まで待つのが大変なので、一気に数冊借りて帰る。
特に、太極拳をやっている私にとっては、
内功や軽功などの言葉は普通の人よりも身近なものだから、
少々複雑なストーリーだけれども、よけいに面白く読めた。
実は、金庸作品に初めて接したのは、本ではなくて映画だった。
それは、「スウォーズマン」という作品だった。
原作から「東方不敗」というキャラクターをクローズアップして映画化したものだ。
今はジェット・リーとして知られる李連傑らが出ており、
当時としてはかなり斬新なアクションで衝撃的だった。
- 出版社/メーカー: アット エンタテインメント
- 発売日: 2003/11/07
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今後もこのブログで紹介していこうと思う。