作弊

昨日は、

専門学校で期末試験があった。

そこで久々にカンニングを見つけた。

作弊とは中国語でカンニングのことだ。

以前は何度もこんなことがあった。

学期内の授業で学んだことを、

そのまま試験に出す形にすると、

カンニングが起きやすいので、

完全な実力テストの形にしてから、

殆ど起きなくなった。

ところが昨日は久しぶりに起きた。

中国人男子学生が試験中に、

スマホをポケットに入れ、

こっそりポケットから出して、

分からない単語を調べていたのだ。

本来なら全試験無効になるところだが、

普段は真面目な学生なので、

すぐ後ろに立って監視し、

注意してスマホを鞄に入れさせて、

情状酌量で済ませた。

カンニングは台湾や香港の学生でも、

全く無いわけではないが、

やはり中国人学生が多い。

30年以上中国人と関わりのある、

様々な仕事をやってきて思うのは、

規則やモラルなどの面において、

中国人の心理的基準は明らかに低い、

ということである。

カンニングだけではなく、

それは良識ある日本人の想像を、

軽く超えるものであるということは、

心得ておいた方が良いと思う。