老人扱い

家内と次男は、

家内の実家の用事で、

神戸に行っている。

私と長男はそれぞれ仕事をしつつ、

犬猫の世話と家事をする。

昨日スーパーへ買い物に行き、

買い物カゴに買ったものを入れ、

お金を払ったらスーパーの店員の人が、

「カゴをお持ちしましょうか?」

と言って来た。

買い物カゴのものを、

自分の袋に入れる場所まで、

僅か2歩ほどの距離だし、

買ったものもさほど多くもない。

「大丈夫です。」 

と断ったが、

それほど年寄りに見えたか、

と少々ショックだった。

だがその店員の胸に「実習生」

とあったのを見て、

張り切って気を利かせてくれたのだ、

と合点がいった。

しかしながら、

そもそも年寄り相手でないと、

声もかけないだろう。

髪を染めなくなってからは、

やはり年寄り扱いされることは多い。