宵山万華鏡

森見登美彦宵山万華鏡」を読んだ。

宵山万華鏡

宵山万華鏡

ここのところ、
森見作品を読み続けている。
あの独特の文体に慣れたせいか、
この作品は読み始めて意外な気がした。
6つの短編からなる小説で、
それこそ万華鏡のように、
異なりながらもつながっている。
怖い話もあるが、
祇園祭宵山の情景描写が美しく、
目の前に浮かぶようである。
読み終わって、
また京都に行きたくなるような小説である。