ペンギン・ハイウェイ

森見登美彦ペンギン・ハイウェイ」を読んだ。

ペンギン・ハイウェイ

ペンギン・ハイウェイ

とても幻想的で不思議な小説である。
小学4年生の主人公の少年が、
町に突然現れたペンギンに出会うことから、
次々とこの世の者ならぬ不思議なものに遭遇し、
それを仲間とともに研究し解明すると言う話である。
頭の良い主人公とともに、
歯科医院のお姉さんや研究仲間たちが、
とても魅力的である。
不思議なものに興味を持つ小学生の心と、
仲間達との世界の描き方がノスタルジーを感じさせる。
何となく爽やかな心地よい小説であった。