疲労回復

年明けから1週間の授業を終えた。
休み中は、日常の雑事がいろいろあったものの、
仕事のことはほとんどやらず、だらだら過ごした。
よく睡眠をとったという感じはあったが、
それだけに休みをもっと有効に使うべきではなかったか、
という後悔に似た気持ちがあった。
しかし、今日授業をやっているときに発見した。
休み中に十分に休んだのは正解だったのだと。
休み前の授業ももちろんしっかりやっていたし、
特に自分の教室の授業は楽しくやっていた。
しかし、休み明け1週間の授業をしていて、
授業の時の気持ちの明るさや前向き度合いが、
休み前と休み後では異なっているのに気付いたのだ。
特に大きいのは、こんなことをやってみよう、など
新しいことを始める気持ちが湧くことである。
疲労というのは、自分でも気付かないうちに蓄積され、
常に時間を有効に使おうなどという考えも、
場合によってはより疲労を蓄積させてしまうようだ。
言い訳にとれないこともないが、
一切仕事のことを忘れてだらだらするのも、
休める時には必要ではないだろうか。