発芽

先日まいた空芯菜の種が、
今日たったひとつだけ芽を出していた。
当たり前と言えば当たり前なのだが、
妙に嬉しい気がした。
思えば、
小学生時分から朝顔などの種を蒔き、
発芽を観察したりして、さんざん見てきている。
しかし、子供の時は理科の実験として、
ただ決められていることをやっているだけで、
特に感慨もなかったのだが、
実際に収穫できて食べられるせいもあって、
この年になると、何か心持ちが違うようだ。