派閥

これまでにも書いたように、
私は自分で社会人対象の中国語教室を主宰している。
一方で、専門学校の雇われ講師として、
中国や台湾からの留学生に日本語を教えてもいる。
専門学校のあるクラスでは、台湾留学生が圧倒的に多く、
またあるクラスでは、中国留学生が多い。
お互いはとりあえず仲良くしているが、
心理的には反目し合っているところもあるようだ。
さらには、中国人留学生同士でも、
出身地や境遇などで派閥ができたりしている。
人間関係というのは、
どこの国でも複雑なのだろうが、
日本人がとりあえずソフトにまとめようとするのに対して、
外国の人は、割合ストレートだ。
私は留学生に対して授業をするだけなので、
表面的なことしかわからないが、
ちょっとしたいざこざはしょっちゅうあるらしい。
今日事務方の人から、そういう話を聞いて、
今更ながら、そんな学生達をまとめるのは大変だなと感じた。