自分探し(2)

自分の身になかったし、あってほしくないものの、
子供の頃に「よく知っている人の死に遭うこと」、
また「経済的に苦労すること」は、
実はその後の人生を中身の濃いものにするかもしれないと、
考え始めている。
そうした経験は、嫌でも精神的に成長を促すのではないか。
もちろんひねくれて、道を誤る危険性もあるのだが。
現代の子供のように、そうした経験を経ないことで、
精神的発達が遅れているふしもある。
結局、多くの可能性がありそうで、
自分の生きる道を見つけるまでの時間が多くかかる。
実際に、自分が何に向いていて、何が出来て、何が好きなのか、
自己分析をしながら、実際に試行錯誤するしかない。
かく言う私がまさにそうだった。