今日はむちゃくちゃ寒かった。
わりと暖かい大阪でそう思うのだから、
東北や北海道はどれほどだろう。
最初に北京に行ったとき、
ちょうど２月だったが、河が凍って動いていないのに驚いた。
当然血も凍るような寒さの中、楽しい留学生活を送ったわけだ。
それでも、私は他の人よりまだ寒さの影響を受けにくいと思う。
気功や太極拳を始めとする中国武術をやるようになってから、
手足の末端への血流は格段に良くなり、
寒さに対しては圧倒的に強くなった。
これはこうしたものをやらない人には想像できないだろう。
太極拳の私の先輩に当たる女性は、
太極拳をやることにより冷えを解消できたという。
ただし、しっかりした内容を持つ流派のものを、
さらに、しっかり学んだ結果の効果を体現できる師のもとで、
真剣に学び練習しなければ、この恩恵は享受できない。
世の中に気功や太極拳などの中国武術は多く紹介されている。
だがその内容は玉石混淆である。
私自身はたいしたレベルではないのだが、
それでも、正しいものを学び、
遅々たる歩みながらもそれなりの上達を自覚でき、
普通のスポーツとは全く異なる身体感覚を得られることに驚いている。
