見晴らし

少し前まで、

父の使っていた部屋を、

自分の仕事部屋としていたが、

あまりに西日がきつく、

日中は蒸し風呂状態となることから、

仕事部屋を母の使っていた部屋に移動させた。

ここは快適なので今問題なく使っている。

しかし一方で、

父の部屋は西日は当たるものの、

窓を開けるとお隣の家の植物が多く植えられている庭が見え、

さらにその奥も駐車場なので、

2階にある父の部屋は見晴らしがいいのである。

朝その部屋の雨戸を開けるときは、

涼しい風が部屋に入るとともに、

その見晴らしの良さが味わえて、

昼間の暑さを忘れる少しの快適さを感じさせてくれるのである。