昨日の「世にも奇妙な物語」を見て。
一番最初から「昨日公園」だった。
ドラマの出来も悪くなかった。
ただ、
前回の堂本版もそうだったが、
主人公は大人であった。
原作では、
中心となる物語の主人公は小学生で、
最後の場面の主人公は、
息子とキャッチボールする大人になっている。
- 作者: 朱川湊人
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/04/01
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そして昭和時代の思い出など、
朱川作品のある意味典型的な小説の、
重要なファクターがない為、
どうしようもない切なさや健気さ、
こういったものが感じられなかったのは残念だ。
おそらく小学生には、
あの複雑な設定での演技は難しいのだろう。
だがともかく、
朱川氏の代表作が高く評価されたのはいいことである。