完璧

昨日の授業でのこと。
ある生徒さんが完璧な作文を作られた。
この生徒さんの中国語のキャリアは結構長い。
しかし、残念ながら発音声調はイマイチである。
単語の定着もいいとは言えない。
ただ読み書きについては、ある程度のレベルに達していた。
年配の生徒さんの場合、往々にしてこういうことがある。
しかし、この生徒さんはまだ若いのである。
努力していないわけではないので、
私はゆっくり時間をかけていけばいいと思ってやってきた。
それが、昨日の授業の最後に行う作文において、
全く修正する必要のない文を作られたのであった。
ちょっとした感動があった。
そのまま気持ちよく授業を終えたことであった。