挨拶

今日の専門学校の授業終了後、
1人の台湾人学生がやってきて、
「先生、私は今日を最後に、
この学校をやめることになりました。」
と挨拶してきた。
後で聞いたところでは、
学校のカリキュラムに対する不満もあったらしいが、
家業が、不況の煽りで倒産の危機に瀕しているらしい。
「一緒に写真を撮らせてもらって良いですか?」
というので、一緒に写真を撮った。
最後に社交辞令もあろうが、
「先生は最も尊敬できる先生でした。」と言ってくれた。
寂しさと嬉しさが交錯した時であった。