五輪の警戒

今朝のニュースで、北京五輪の警戒について報道していた。
北京に入る車を警官が改めるシーンがあり、
次に、飛んできたヘリコプターの動きに照準を合わせる、
地対空ミサイルの映像が流れた。
神経をとがらせているとは思ったが、
まさかここまでとは思わなかった。
中国人の先生の中には、北京五輪を見に行くのはいいが、
おそらくチケットはないだろうし、
テロの恐れもあるので行かない、との意見もあった。
今日の授業で、剪紙の上河内さんの話にも驚いた。
東京で剪紙のセミナーをやるので、
剪紙用のハサミを北京にいる友人に買ってもらい、
送ってもらうことにしたのだが、いざ送る段になって、
「11月までは、刃物は送れない。」と言われたという。
上河内さんは「まさか」と思ったが、
現地にいる友人は、当局の神経のとがらせ具合を知っているので、
それもむべなるかな、と思ったという。