ダヴィド・ラーゲルクランツ「ミレニアム5」を読んだ。
シリーズ最終作である。
- 作者: ダヴィドラーゲルクランツ,ヘレンハルメ美穂,久山葉子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/12/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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作品全体としては、
普通のアクション映画の原作小説といった感じで、
ミレニアムシリーズ色が薄れた感じがした。
面白くないわけではない。
十分楽しめるのだが、
少なくとも前作までのゾクゾクした感じが、
私には感じられなかった。
それでもこのシリーズは、
ミカエルとリスベットという、
主人公2人の魅力的なキャラクターを作り上げたことで、
ファンを十分楽しませてくれたと思う。