屋台のラーメン

昨晩、久しぶりに屋台のラーメンを食べた。
夜11時過ぎ、韓国旅行に行っていた母が帰ってきて、
重い荷物を運ぶために、
私は最寄りの駅まで迎えに行った。
自宅近くまで来たとき、
チャルメラと共にラーメン屋台が動いているのが見えた。
孫が屋台のラーメンを食べたがっていたのを
思い出した母が買ってやろうと言いだし、
私が買いに行き、家で宿題に追われていた息子に食べさせた。
私も少し食べたが、けっこうおいしかった。
屋台を引いていたのは、60代と見られるおじさんだった。
ラーメンは1杯600円、
この値段の価値はある旨さであった。
思えば、最初に屋台ラーメンを食べたのは、
小学生時代に泊まりに行っていた親戚の家で、
おじさんおばさんが食べさせてくれた時だった。
その時その旨さに驚いた。
大学時代にも飲みに行った帰りに食べたりもした。
いずれも何かひと味違う旨さであった。
屋台でやっていくには、
やはり並みの味ではダメなのだろう。
20数年ぶりの懐かしいことであった。