山の辺の道(6)

少し歩き疲れてきた頃、

相撲神社の存在を示す立札があった。

登り坂でちょっときついと思ったが、

頑張って行って見ることにした。

ここは古事記に、

当麻蹴速野見宿禰が相撲をとった、

とされているところで、

昔読んだ空手の本には、

日本の格闘技の起原であるとされていた。

小さな神社ではあったが、

いい雰囲気の場所だった。