山の神

鯛夢「ある設計士の忌録 山の神」を、

発売初日に買って読んだ。

これはとても好きなシリーズだ。

不思議な能力を持つ設計士と弟子が、

問題ある建物や事件などを、

解決するストーリーである。

見える人である工務店さんが、

語り手となってマンガ化されている。

今回も強烈な話の連続だ。

前作で山の神の存在自体に驚いたが、

昔から伝えられる神隠しなど、

おとぎ話のようなことが、

実は現代にもあるというのが、

さらに驚きである。

これらが全て実話であり、

それがリアルに感じられる、

話の展開がまた良い。

設計士の先生と神社の血筋の弟子の、

驚異の能力が作品の魅力でもある。

家では家内や長男も読んでいる。

今後も楽しみなシリーズだ。