2022-05-31 懐かしい喫茶店(5) 家庭 日常 旅行 懐かしい喫茶店の最後は、 京都で伯母がやっていた喫茶店だ。 伯母はもう亡くなって何年にもなるが、 生涯結婚せず、 中年期から喫茶店を始めて、 ずっと働いた人である。 子供の頃に、 京都の親戚の家に行くと、 必ず伯母の店に行った。 伯母はいつもココアを淹れてくれ、 私は店に置いてあったマンガを、 読み漁っていた。 親戚が一堂に会する時などは、 伯母の店が会場になった。 後に親戚間で揉め事もあったが、 私にはいつも優しい伯母であった。 懐かしい思い出である。