少し前に、
テレビで録画した映画「グリーンブック」を見た。
最近は録画していても、
忙しくて気が急いているせいか、
何となく見始めて面白くなさそうならすぐに消す。
ところがこの映画は全部見てしまった。
天才的な黒人ピアニストが、
人種差別の激しい南部へ演奏旅行に出る。
その際に運転手兼ボディガードとして、
イタリア系アメリカ人が雇われる。
この2人が最初はそれぞれ相容れないのだが、
演奏旅行中に段々とお互いを理解し、
人種を超えた友情が生まれるという話。
そのお互いを思いやる気持ちが生まれてくる過程がいいし、
さらにいいのは実際にあった事実を元にした話だということだ。
あわだたしい最近の日々の中で、
何かホッとするとてもいい映画だった。