映画「バベットの晩餐会」を見た。
何となく名前だけは知っていた。
地味な感じな映画でたぶん自分では見ないだろうと思っていた。
ところがテレビでやるのを知り、
予約録画しておいた。
ネットで評判を見るといい評価ばかりである。
そこで見てみたがとてもしみじみしたいい映画だった。
貧しい人に施しをしながら慎ましく暮らしていた。
姉妹は実らない恋愛などを経験したが、
ずっと質素な暮らしをしながら信仰に生きて老境に至った。
ある時フランス革命で家族を失った女性が逃げてきたのを匿う。
その女性バベットが元宮廷料理人で、
老姉妹や村人のために一晩だけの晩餐会を開く。
その料理を通じて村人や姉妹の人生や心が癒やされていく。
内容としてはそういう地味な映画なのだが、
見ているこちらも癒やされるとてもいい映画であった。