2021-07-16 悪意 日常 読書 東野圭吾「悪意」を読んだ。 悪意 (講談社文庫) 作者:東野 圭吾 講談社 Amazon 刑事加賀恭一郎シリーズ。 流行作家の殺人事件に、 主人公のかつての同僚が絡む。 登場人物の手記をもとに話が進む形で、 物語が語られる。 その虚実織り交ぜた内容に、 最初は単純な事件かと思うが、 そこが二転三転して思わぬ展開になっていく。 予想外の展開とともに、 犯人の底しれぬ悪意が感じられる。 読み始めるまでこんなにおもしろいと思わなかったが、 一気に読んでしまった小説であった。