「いずれ」という気持ち

昨日は太極拳の練習を行った。

緊急事態宣言中ではあるが、

野外の公園でマスク着用でやっている。

いま来られている生徒さんは皆熱心で、

真面目に練習されているので、

着実に実力がついている。

ただ難を言うとすれば、

集中練習をやってほしいということだ。

それぞれ仕事があって大変だとは思うが、

一度休みで時間があるときなどに、

徹底的に追い込む練習があっていいと思う。

以前内功法を教わった時に、

最低回数各9回やる気功法が12功法あるのだが、

その12功法を各36回朝晩2回ずつやった時期がある。

しばらく続けていたら、

身体から無駄な力が抜けて、

身体の中から気が溢れてくるような感覚があった。

真面目に練習を続けていれば、

「いずれ」成果が出るだろうという考え方もいいが、

私は大阪弁で言う「いらち」すなわち「せっかち」なので、

早く成果を確認したいという気持ちがある。

早く成果が出れば、

その成果の上に練習を重ねて、

さらに大きな成果につなげることができると思う。

中国語教室の生徒さんたちにもそういう傾向があったが、

ゴールを漠然とした遠い未来に設定する人が多い気がする。

それに対して、

小さい身近なゴールをたくさん積み重ねるほうがいい、

と私は思っている。

今のような時代は特に、

いつ死ぬかわからない。

今年の最初職場で意識を失って倒れた経験があってから、

私は特にそういうことを思うようになった。