検査入院から退院して家で休んでいる時、
少し前に何となく予約録画した映画を見ていた。
体力気力が弱っているときは、
長いものや激しいものは見る気が失せる。
そんな中で「セトウツミ」という映画を見て、
地味ながらとても面白かった。
関西弁を話す高校生2人が、
ひたすら川べりで話をしているだけの映画だが、
これが何とも笑えるし面白い。
学生時代はこんなくだらない話をしていたな、
などと懐かしく思い出すこともあったし、
高校生の家庭や恋愛などの背景なども伺わせるし、
いつの間にか出来ていく2人の友情などもとてもよい。
原作は漫画らしいがよくこんな作品を描けたものだと感心する。