言い訳

ここまで、
意識を失くして倒れたことを書いたが、
これは健康法太極拳の指導者として、
ある意味不名誉なことである。
しかし高校生の時以降、
何度か似たような体験をしているので、
私に元々そういう体質だったのかもしれない。
太極拳をやったおかげで、
こうした傾向がずっと鳴りを潜めていたが、
年齢やストレスの影響で再発したのかもしれない。
確かに今年はコロナ禍に伴う仕事の状況の変化で、
自分の教室を閉じる決断をしたほど、
心身ともにストレスは大きかった。
そうしたストレスの上に、
倒れる少し前に、
同僚の先生から厄介な仕事の依頼を受け、
断り辛い状況にあったのも、
その引き金になったかもしれない。
このように言い訳をつらつら並べたが、
健康に自信のあった私にとっても、
今回の出来事は青天の霹靂だったのである。