先日、
テレビで予約録画しておいた映画を見た。
「Mr.ホームズ名探偵最後の事件」である。
コナン・ドイル原作のシリーズでは、
ホームズは引退後養蜂をやって余生を過ごした、
ということになっていて、
その生活を描いた映画である。
90代になって物忘れをする老人となったホームズが、
引退のきっかけとなる事件を思い出そうとする。
さらに家政婦の息子の少年との交流、
養蜂に関わる生活と事件、
真田広之も登場する日本との関わりなど、
複数の要素が絡み合って推理ありしみじみした情緒ありで、
想像していたよりずっといい映画だった。
もともとシャーロック・ホームズファンの私としては、
ホームズの年老いた衰えぶりは見たくないと思っていたのだが、
よくできたいい映画だったので満足している。