専門学校の今年の1年生の中で、
昨日までで3人の退学者が出た。
1人は台湾人の学生で、
この人はコロナ禍のために日本に入国できず、
入国緩和がされる前に家の事情で退学してしまった。
遠隔ながら真面目に学んでいたので惜しいことだ。
あと2人は中国人学生で、
こちらの方は日本にいて前期は学校に通っていたが、
後期になってから退学した。
1年生はレベルによってA・B・Cの3クラスに分かれていて、
この2人はBクラスだったが、
お世辞にもBクラスのレベルとは言い難かった。
私の推測に過ぎないのだが、
クラス分けテストの段階で偶然で合格したか、
或いはひょっとしたら何らかの不正をしたのではないか、
と思っている。
2人とも恐らく授業中の私が話す日本語は、
あまり聞き取れていなかったと思う。
また変なタイミングでトンチンカンな質問をするのも共通していた。
自分がクラスレベルについていけている、
という悲しいアピールであったのではないかと推測している。
翻訳においても翻訳ソフトそのままで提出したりしていた。
結局2人とも途中退学という形になってしまった。
なるべく高いレベルで学習したい気持ちは理解できるが、
何事によらず自分を冷静に分析して、
自分にとって理想的な形で学ぶのが良いと思っている。