中国の北宋時代に、
通称「包青天」と呼ばれる役人がいた。
「包拯」というのが本名らしいが、
歴史上実在の人物である。
清廉潔白で知られ、
自分は絶対に賄賂を受けず、
逆に賄賂を受け取っていた役人を、
高位の役人であっても容赦なく摘発したことで、
庶民に人気があったという。
日本で言えば大岡越前や遠山の金さんのような人だったようだ。
顔が色黒だったことでも有名で、
中国語の読み物テキストにもよく逸話が出てくる。
この人を主人公にしたドラマが今BSでやっている。
勿論史実とはかなり内容が異なるようで、
まだ始まって間もないが、
これが案外面白い。