次男との散歩で書店に行ったとき、
書店員のオススメとして紹介されていて、
読んでみたいなと思っていたものを最近読めたのだ。
また読書好きの生徒さんからも勧められた。
内容についてはネタバレになるので書けないが、
二重構造と言うべきか、
とにかく構成の意外性という点では、
「その女アレックス」以来の驚きがあった。
この作家の作品を読むのは初めてだったが、
テレビでやっていた「刑事フォイル」の脚本を書いていた人らしい。
いつもは早く読む方の私が、
仕事の行き帰りに1週間以上かけて読んだのは、
勧めてくれた生徒さんから、
面白い作品だからじっくり読んだほうがいいと言われたからだ。
そしてその期待を裏切らない作品であった。