ちょっとした文

ここのところ、

毎日メールで留学生の翻訳文を添削しては、

それを添付してメールで返送するのが続いている。

多い時は1日42件あったときもあった。

ヘトヘトになりながら添削をするわけだが、

メールに「課題を送ります」とかの文があればいいし、

ちょっとした挨拶が書いてるのもいい。

こちらが送ったメールに対して、

「届きました。ありがとうございました。」

と律儀に返してくれる学生もいて、

そういう時はこちらもとてもホッとするし、

何か報われた感じがする。

しかし何も書いていないで、

ファイルだけ送ってくる学生もいるし、

クラスや名前すら書いてない学生もいるのだ。

残念ながらこうしたちょっとした気遣いができるかどうかは、

ほぼその学生の学力にも比例していると言える。

彼らの殆どは日本で就職したり、

少なくとも日本人との仕事を念頭に置いているわけだから、

こういうちょっとしたことができるかどうかは、

仕事上のトラブルを避けられるかどうかにも関わってくるだろう。

聞く耳を持つ学生には指摘してあげたいと思う。