愛宕山(5)

無事お札を受けて、
早速下山を始めたが、
下りるときはさらに用心が必要だった。
何しろ普通のジョギングシューズなので、
滑るし転倒する可能性がかなり高かったのだ。
結局下山し終えるまでに、
3回ほど地面に手を突く程度に滑った。
それでも下りは約1時間ほどで下山できた。
多くの登ってくる人たちとすれ違い、
その都度あいさつしたが、
「この人たちも苦労するんだろうな。」
と思えたことであった。
清滝のバス停に着くと、
さすがにもう歩く気はなく、
嵐山行のバスが来るのを待つことにした。