友人の作家朱川湊人氏の小説、
「遊星小説」を読んだ。
以前読んだ「遊星ハグルマ装置」を再編集したものだ。
32の短編をまとめたものであるが、
朱川ワールド全開である。
前回読んだのが2011年だから、
もう8年も経っているので、
初めて読むのに近い新鮮味があった。
私のお気に入りだ。
「不都合な真実」や「ニセウルトラマン」は2011年時点でも、
気に入っている旨ブログに書いているが、
「蚊帳の外」が今回響いたのは、
自分が家庭をもって長くなったからだろうか。
いずれにせよ、
短く読みやすいが、
何か心に響く短編満載の小説である。