遊星小説

友人の作家朱川湊人氏の小説、

「遊星小説」を読んだ。

 

遊星小説 (実業之日本社文庫)

遊星小説 (実業之日本社文庫)

 

 以前読んだ「遊星ハグルマ装置」を再編集したものだ。

 

tanglou.hatenablog.com

 

 

遊星ハグルマ装置

遊星ハグルマ装置

 

 32の短編をまとめたものであるが、

朱川ワールド全開である。

前回読んだのが2011年だから、

もう8年も経っているので、

初めて読むのに近い新鮮味があった。

不都合な真実」、「蚊帳の外」、「ニセウルトラマン」が、

私のお気に入りだ。

不都合な真実」や「ニセウルトラマン」は2011年時点でも、

気に入っている旨ブログに書いているが、

「蚊帳の外」が今回響いたのは、

自分が家庭をもって長くなったからだろうか。

いずれにせよ、

短く読みやすいが、

何か心に響く短編満載の小説である。