声かけ

昨日は、

専門学校の授業を終えてから、

いったん自宅に戻り、

そのあとまた自分の教室の授業に出かけた。

その家を出る際に、

ちょっとした驚きと言うか、

小さな感動をした出来事があった。

駅へ向かう狭い道を歩いていると、

後ろから、

「通りま~す。」

という子供の声がして、

小学校3,4年生とおぼしき子供が、

自転車で横を通り過ぎて行った。

ただそれだけだが、

素晴らしいことだと思った。

こういうことは学校が教えているのか、

それとも親の教育か、

さらには子供自身の考えなのか、

昨今の大人でもまずしない声かけを、

小学生がやっていたのだ。

普段歩きスマホを当たり前のようにやり、

自転車に乗りながら電話する、

ひどい場合はスマホを見ながら自転車に乗るような、

事故を起こすことを想定すらしないバカな大人が、

掃いて捨てるほどいるというのに、

(本当に掃いて捨てたいと思うほどだ。)

この小学生の何と立派なことか。

公徳心が廃れて久しい日本も、

捨てたものではないということだろうか。