先日テレビで、
情報産業の分野における、
米中覇権争いに関する番組を見た。
AIやブロックチェーンを駆使して、
新しい産業をどんどん進める中国の発展ぶりに、
目を見張る思いだった。
見ていて「日本は負ける」あるいは、
「もう既に負けている」と思った。
日本が持っていた「丁寧さ」や「勤勉さ」、
「噓をつかない」や「公徳心」などは、
かなり少なくなっている気がする。
これに対して中国では、
ビッグデータやAIによって、
少なくとも「徹底」や「丁寧」や「勤勉」を、
克服しているように思える。
これらを何とかするには、
教育や技術革新や挙国体制を含めて、
もっと根本的な問題は、
果断さだろうと思う。
言い換えれば「決断と実行」である。
政治家は「拙速」だの「議論を重ねる」だの、
変化を恐れる言葉を並べ、
変化を阻害する規制撤廃などが遅くなる。
その間に中国は、
その強権を以て国を挙げ様々な分野において、
急速に発展を進めているのだ。
今回の番組は、
中国に関わる仕事をする私にとって、
かなり衝撃的な内容であった。