天津神社(2)

本殿に入ると、
中は外で見るよりかなり広い。
神社の女性の方が出てこられ、
色々説明してくださる。
座礼で二拝二拍手一礼してから、
目的であったおみくじをさせてもらう。
説明によると、
ここは神様と会話できる神社なので、
心に問いたい内容を念じてからおみくじを引くのだ。
最近の私はいくつかお寺に行き、
修行体験をさせてもらったし、
神社で神道の行法も体験させてもらった。
今後の自分の修行をどうしようかと考えていた。
引いて出てきた竹に書かれたおみくじの内容は、
表が「神の道をかるくみてゐる 損ありりやくなし」とあり、
裏を見てみると「おもくせば いかなるりやくもやる」とあった。
いい加減な気持ちでこういう道に取り組んではいけない、
とたしなめられた気がした。
その後御札をいただいて神社を後にしたが、
確かにこの時の私にピッタリの内容だったと思う。
天津神社のおみくじは不謹慎な言い方かもれしないが、
実に面白いし意義深い気がした。