彼女のいない飛行機

ミシェル・ビュッシ「彼女のいない飛行機」を読んだ。

彼女のいない飛行機 (集英社文庫)

彼女のいない飛行機 (集英社文庫)

飛行機事故で、
唯一生き残った赤ん坊。
その子は実は誰の子なのか、
という謎をめぐって親族は勿論、
探偵や周囲の人間やマスコミまで巻き込んだ、
大事件についての謎が徐々に明らかになる。
最後には意外な結末がある。
とても面白いのだが、
探偵のノートや物語の展開が、
ちょっと思わせぶりや焦らしが多くて、
途中で少々しんどくなる。