スティーグ・ラーソン「ミレニアム3」を読み終えた。
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- 作者: スティーグ・ラーソン,ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/12/05
- メディア: 文庫
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やはり「ミレニアム」シリーズの印象が強くて、
ずっと読んでいた気がする。
この「ミレニアム3」にしても、
全く勢いが落ちずに一気に最後まで進んだ。
この「3」は、
女主人公リスベットに関わる裁判が中心だが、
後半の弁護士の弁論場面は、
何とも胸がすくような痛快さである。
この作品の成功を知らずに亡くなった作者は、
実はまだ続編を準備していたらしいので、
続編も読むつもりでいるが、
色々な意味で圧倒的な作品であった。