ミレニアム3

スティーグ・ラーソン「ミレニアム3」を読み終えた。

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

今月は何冊か本を読んだのだけれど、
やはり「ミレニアム」シリーズの印象が強くて、
ずっと読んでいた気がする。
この「ミレニアム3」にしても、
全く勢いが落ちずに一気に最後まで進んだ。
この「3」は、
女主人公リスベットに関わる裁判が中心だが、
後半の弁護士の弁論場面は、
何とも胸がすくような痛快さである。
この作品の成功を知らずに亡くなった作者は、
実はまだ続編を準備していたらしいので、
続編も読むつもりでいるが、
色々な意味で圧倒的な作品であった。