ドラゴン・タトゥーの女

スティーグ・ラーソン「ミレニアム1」を読んだ。
タイトルは別に「ドラゴン・タトゥーの女」である。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上

既に映画化されていて、
以前に話題になったので名前だけは知っていた。スウェーデンの有名な小説で、
生徒さんに勧められて読んだのだ。
大変面白くてやめられず、
昨夜は睡眠時間を削るほどで、
最後まで読んでしまった。
主人公の1人は雑誌編集者で、
もう1人は情報探索の達人の女主人公である。
雑誌の危機を如何に回避させるか、
依頼された殺人事件をどう解決するか、
主人公2人が謎を解明していく。
女主人公のやり方が超法規的なのだが、
それがまた痛快である。
女主人公がアスペルガーなのではないか、
と疑われる場面もあるが、
障碍児を持つ親としても、
殊更興味深かった。
他のミレニアム作品も読むつもりだ。