転落の街

マイクル・コナリー「転落の街」を読んだ。

アメリカの刑事ものである。
ハリー・ボッシュシリーズと言うらしいが、
初めて読んだ。
いかにもドラマや映画になりそうな、
正統派アメリカ警察小説である。
主人公の刑事ボッシュは、
2つの事件を並行して捜査する。
1つは20年前の暴行殺人、
もう1つは政治がらみの事件。
主人公の家庭や恋愛、
周囲の人々との関係など、
いかにもありがちな設定ながら、
読みやすく分かりやすく、
また若干複雑な内容で面白く読み進められる。
ここ2日ほどで一気に読んでしまった、
続きが気になる小説であった。