玉蔵院は落ち着いた雰囲気の、
とてもきれいなお寺だった。
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入ると護摩木に願い事を書くように言われた。
翌朝護摩を間近かに見ることができるのだ。
わたしにとっては初めてのことだ。
15時から早速修行は始まったが、
最初はご住職が出てこられた。
ウチの宗派が真言宗だったことに関して、
いくつか質問をして答えていただき、
それで私も納得できた。
その後輪袈裟や数珠の使い方を教わり、
修行体験中は身に着けるよう言われた。
その後修行の説明や法話をしていただいた。
だいたい1時間ごとに、
様々な授業や実習があると考えればいい。
次は「百八礼」であった。
お坊さんの真言に合わせて、
毘沙門天の像に対して108回礼を行うのだ。
完全に地面に身体を倒すチベット式ではないが、
立ったり座ったりの五体投地で、
なかなかきつい。
その時は何とかやり通すことができたが、
夜寝る前には腰が痛くなり、
翌日は筋肉痛が襲ってきた。
